2025-01-02 犬や猫の甲状腺機能低下症について こんにちは!今日は「甲状腺機能低下症」について解説するよ。これは主に犬に多い病気で、猫では珍しいけれど、どちらも甲状腺という小さな器官が関係しているんだ。甲状腺がどんな働きをしているのか、病気になるとどんな影響が出るのかを詳しく説明するね! 1. 甲状腺ってどんなところ? 甲状腺は首のあたりにある小さな器官だよ。この甲状腺は、体の代謝をコントロールする「甲状腺ホルモン」を作っているんだ。このホルモンは体全体のエネルギーを調整する重要な役割があるよ。 2. 甲状腺機能低下症ってどんな病気? 甲状腺機能低下症になると、甲状腺ホルモンが足りなくなっちゃうんだ。ホルモンが少ないと体全体の代謝が落ちてしまって、いろんな不調が出てくるよ。 3. どんなサインがあるの? この病気の主な症状は次のとおりだよ: 元気がなくなる:動きたがらなくなったり、眠ってばかりいることが多くなるよ。 体重が増える:ごはんの量が変わらないのに太りやすくなるんだ。 毛が薄くなる:毛が抜けたり、毛並みが悪くなることがあるよ。 寒がりになる:寒い日に震えていたり、暖かい場所を好むことが多くなるよ。 皮膚が乾燥する:フケが増えたり、皮膚が荒れることがあるんだ。 これらの症状は徐々に進行することが多いから、早めに気づいてあげることが大事だよ。 4. 甲状腺機能低下症の原因は? この病気の原因にはいくつかのタイプがあるよ: 免疫によるもの:免疫システムが自分の甲状腺を攻撃してしまうことが多いんだ。 先天性の異常:生まれつき甲状腺がうまく働かない場合もあるよ。 手術や治療の影響:甲状腺に関する手術や治療の副作用として起きることもあるよ。 5. どうやって診断するの? 甲状腺機能低下症を診断するには、いくつかの検査が必要だよ: 血液検査:甲状腺ホルモンのレベルを測ることで、病気かどうかを調べるんだ。 追加のホルモン検査:T4やTSH(甲状腺刺激ホルモン)を調べることで、さらに詳しく状態を確認するよ。 6. どうやって治すの? この病気の治療は、ホルモンを補う薬を使うことが一般的だよ: ホルモン補充療法 方法:甲状腺ホルモンを補う薬を毎日飲むんだ。 メリット:症状が改善し、元気を取り戻すことができるよ。 デメリット:薬を一生続ける必要があるんだ。 定期的な血液検査 目的:薬の量が合っているかを確認するために、定期的に血液検査をする必要があるよ。 7. 日常生活で気をつけること 甲状腺機能低下症の子と暮らすときに、次のことに注意しよう: 体重管理をする:太りやすくなるので、適切な運動や食事管理が必要だよ。 毛や皮膚のケアをする:毛並みや皮膚の状態をこまめにチェックして、異変があれば早めに対処しよう。 薬をきちんと飲ませる:薬を飲み忘れないようにすることがとても大事だよ。 8. 甲状腺機能低下症を予防することはできる? 完全に予防するのは難しいけれど、健康診断を定期的に受けることで早期発見ができるよ。また、健康的な生活習慣を心がけることも役立つんだ。 最後に 甲状腺機能低下症は、適切な治療を続ければ症状をコントロールできる病気だよ。愛犬や愛猫の体調や行動に気を配り、早めに気づいてあげることが健康への第一歩!いつもそばで見守って、元気に過ごせるようサポートしていこうね。